RYO KONISHI – Berklee Performance Student from Japan!
お久しぶりです。やはり記事を書くのは遅れてしまいますね。すみません。
今回は先日行われた山中千尋さんのクリニックとライブについてお書きしようと思います!
初めて日本人ミュージシャンのライブをバークリーで観る事となり、とても楽しみにしていたこのライブ!
クリニックとライブ、そしてその後インタビューをさせて頂いて、今回は盛り沢山の内容になりそうです。
クリニックでは幾つかのバンドの演奏の後に、アドバイスをすると言う形を取っていましたが、
どのバンドに関しても一貫して言われていた事があり、それは音響と音楽全体の構成の事でした。
如何に楽器を効果的に使って、それを客席に届けて行こうかと言う事でした。
音響に関して言えば、今回クリニックが行われた場所でのそれぞれの楽器の聞こえ方や、マイクの使い方、
そしてそれを如何に効果的に使って行こうかという視点で話す事が多かった様に思います。
他にも2管編成のバンドの、かなり抽象的な楽曲があり、それに関してはソロの切り替えのポイント、
(トランペットからアルトに変わる時に、クロスフェードする様にふたりのソリストが交代した)
その方法についてもっと明確な切り替えや、もしくは方向性があった方が良いとの事でした。
それはつまり、楽曲のイメージを伝えていく演奏を心掛けた方が良いのではないか、という意味に聞こえました。
そのクリニックの話の後で聴くコンサートと、その更に後でさせて頂いたインタビューは本当に興味深い物となりました。
山中千尋トリオのメンバーは皆、バークリーで学生生活を共にした仲間同士で行われ(クリニックも同様。)、
それぞれの楽曲が持つ個性と、その馴染み深いプレーヤー達で行われるコミュニケーションが前面にでたコンサートでした。
特に僕が感じたのは、楽曲に対する千尋さんの情熱と、
それを踏まえた上で交わされる楽曲への他ふたりからのアプローチで成り立つコミュニケーションの暖かさでした。
ライブの模様はこちらで見ることが出来ます!
http://www.npr.org/event/music/162828526/chihiro-yamanaka-trio-live-at-berklee?autoplay=true
ライブの後にゆっくりインタビューをさせて頂いたのですが、
音楽は当たり前ながら、文学、現代アート等、本当に視野が広いという事に感動しました。
30分のインタビューの模様を頑張って12分程度に編集しましたので、
是非御覧下さい!来週は作曲家の友達を紹介したいと思います!
- Summer live!! Vol.2 - November 13, 2013
- Summer live of mine! Vol.1 - October 30, 2013
- Interview with Walter Smith III! - April 1, 2013
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