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First-hand accounts of the Berklee experience

Author: rkonishi (Page 1 of 3)

Summer live!! Vol.2

今日和!前回に引き続きこの夏に行ったライブの事に関して書いていきたいと思います。

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そもそもラージアンサンブルを書こうと思った切欠はミュージカルオーケストラの授業を履修している時に、とても素晴らしいファゴット奏者に出会った事からでした。その頃には割と色々なセッションに顔を出し、弦楽器奏者やマリンバ奏者等、割とクラシカルなイメージがある楽器と演奏する事が多く、それがとても新鮮でした。どうせ皆友達なのだったら、全部使ってしまえ、と思い、結成したのが室内楽スタイルのラージアンサンブルでした。初期編成としてはヴァイオリン、チェロ、ファゴット、アルト&テナーサックス、トランペット、マリンバ、ドラム、パーカッション、ベース、ピアノでした。しかしながらレコーディングにおいてマリンバを使えなかったので実際にはビブラホンとなってしまいました。

 

その時に出来上がった曲がTravelingと言う曲です。

 

これが今までの自分の作曲の中で、一番納得が行く出来になり(その当時では笑)、授業でも先生からも友人からも大好評だったこともあり、味を占めた僕は、そのままの勢いでクリスマスソングも書きました。これについては以前も書いたかと思います。

 

その後は一曲書いたきりで、割と演奏に力を入れていた春学期だったのですが、その時に書いたのがA whale and a girl[鯨と少女]と言う曲でした。

 

これらを書いて行くうちに、自分の今やりたい音楽はきっとこれなのだろうと、考える様になりました。そして夏休みが近づき、帰国の日程が決まると同時にラージアンサンブルのライブをする事に決めました。日程調節はすぐに決まり、いよいよ作曲の作業となりました。同時に勉強し続けていたビッグバンドも仲間達と集まってライブをする事となりました。やはり事務作業は大変でしたが非常にやりがいのある仕事となりました。

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ひたすら譜面やPCと向き合う2ヶ月の準備期間を終えて実に15曲(!!!!)の書き下ろしとともに日本でのライブを終わらせました。まず一番最初にビッグバンドの譜面を書き終わらせ、この時点で日本帰国となってしまい、帰国の飛行機内で簡単に日本用の楽器編成に書き換えました。そしてそこから必死に譜面とピアノに向き合いながら10曲余りのアレンジと作曲を終わらせる事が出来ました。1年振りの日本という事もあり、祖父母の家やお世話になった先生等に挨拶回り、勿論友人との飲みもあったので、その辺にバタバタとしながら書き上げた形でしたが非常に上手くいきました。両方とも満員御礼で非常に楽しいライブとなりました。その他にも小さなライブはあり、それも小さいながらも実に楽しいライブ達でした。

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曲目はビッグバンドの方ではDat Dareのオリジナルアレンジや、日本の大学卒業時に書いた組曲「雲の色」「空の色」を書き直しをお披露目、ラージアンサンブルの方は上記の曲達に加えBecca StevensのNo Moreのアレンジ、一番難産だった組曲「双子」のお披露目となりました。ラージアンサンブルのライブに関しては現在ライブ映像と音楽を作成中なので卒業演奏のブログに関係してお送り出来るかと思います。

 

それでは今回はこんな感じで失礼します!

 

小西

Summer live of mine! Vol.1

どうも皆様お久しぶりです。半年振りの更新になってしまって済みません。夏の間にセメスターを取らずに日本で夏休み兼、自分のライブ活動を送っておりました。そしていよいよ僕も卒業が近くなり、卒業演奏の構想や準備、NYCへの引っ越し等に追われる様になってきました。これからの数ヶ月、その様子等を中心に更新等をしていけたらいいなと思っております。

まずは2回に分けてこの夏にやった自分のライブの報告でもしようかと思います。普段は大学で練習や勉強ばかりで自分の本腰入れたライブは一年振りでした!と、いうのも日本に帰国する事自体が一年振りだったからなんですね。昨年のライブは4人編成+歌という割とスモールアンサンブルでした。

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長らく自分は準備を必要とする様なライブをしておらず、日本の音大に通っていた頃はセッションバンドの様な活動を常にしており、それよりもサイドマンとして参加するライブも多くしていました。そういうこともあり、自分がBerkleeに来た時は演奏者としての技術を多く身に付けようと思っていたんですね。そして持ち替えの技術も鍛えるべくフルートやクラリネットを多く練習してセッションをよくやっておりました。それはとてもミュージカルが大好きで、シアター系の仕事に就きたいとも思い始めていたからなんです。

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それがバークリーにきて1年も経つ頃に、作曲やアレンジの勉強もしてみようと授業を取り始めていました。バークリーは演奏科もとても充実していますが、作曲やプロダクション、映画音楽等、演奏だけではないプロダクションにも深く精通しているのでとても勉強になり、刺激になる機会が多い訳です。そんな訳で大学の作曲の授業を取り始める頃には大分作曲やアレンジの深みにハマり始めていました。それが昨年の夏の事です。なので昨年のライブには、殆ど全て自分の曲を持ち込んでのライブでした。アレンジに関してはビッグバンドが好きだったので、ビッグバンドのアレンジの授業を取っていました。(作曲の授業はこの授業を取る為の必修だったのです。)

そして昨年の秋、履修していた作曲のクラスの最終課題においてラージアンサンブルの為に譜面を書いたのが切欠でより深みにはまって行きました。

今回はこの位にしておいて、続きは次回に書こうと思います!それではまた!

小西

Interview with Walter Smith III!

RYO KONISHI – Berklee Performance Student from Japan!

どうも皆様、お久しぶりです!
ボストンにも春が近づき、漸く暖かくなってきました。
つい先日、僕の大好きなWalter Smith IIIがBerkleeにやってきて、クリニックとライブをしました!
今回はその時に幸運にもできたインタビュ−について書こうと思います。

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Recording session of my arrangement of “Have yourself a merry little christmas”!!

RYO KONISHI – Berklee Performance Student from Japan!

お久しぶりです!またまた更新が遅れてしまいました。
遅れましたが、明けまして御目出度う御座います!
皆様はどんな年末年始を過ごしましたか?僕はNYCやカナダに旅行してました!
クリスマス〜年末年始はNYCにいましたが、色々な人達の日々の過ごし方をみていました。
僕は東京出身で、12月末の東京の騒がしさに慣れていたので、
割と普段と変わらずに過ごすNYCの人達を見ていると、東京は楽しい忙しい街だなあと思っていました。
しかしながら年越しのブロードウェイは物凄い人ごみで大変でした。
小西は友人達と打ち上がって楽しい年越しでした。

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Interview with Chihiro Yamanaka!

RYO KONISHI – Berklee Performance Student from Japan!

お久しぶりです。やはり記事を書くのは遅れてしまいますね。すみません。
今回は先日行われた山中千尋さんのクリニックとライブについてお書きしようと思います!

初めて日本人ミュージシャンのライブをバークリーで観る事となり、とても楽しみにしていたこのライブ!
クリニックとライブ、そしてその後インタビューをさせて頂いて、今回は盛り沢山の内容になりそうです。

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