こんにちは。
バークリー卒業までいよいよ残り2週間となりました。今回のブログでは、先日行われたチリ音楽を演奏するバンドColor Violetaがバークリーのオーケストラと共に開催したコンサートのご紹介です。

Color Violeta feat. Berklee World String Orchstra

このコンサートは、バークリーで指揮法を学んでいるニコラス・エムデンさんが卒業課題としてコンサートを開催するにあたり、ご自身と親交の深い、カナダのモントリオールを拠点にチリ音楽を演奏するバンド、カラー・ビオレッタを迎え、バークリー・ワールド・ストリング・オーケストラと共演しようと企画したものです。コンサートの実現に向け、バークリーの作編曲系専攻の学生にこのオーケストラの編曲者の公募があり、私を含め5名の学生や卒業生がオーケストレーターとして選ばれました。

カラー・ビオレッタは南米でとても有名な女性音楽家ビオレッタ・パラの精神/音楽を伝えるバンドで、彼女の精神、音楽や人への愛、社会改革への強い祈りや叫びがこめられています。カラー・ビオレッタの編曲によって生まれ変わったビオレッタ・パラの音楽に更にオーケストラが加えるのは、余所行きのお化粧をするような、新しい服を纏わせるような感覚でした。

事前にこのような記事になって私たちの名前も掲載され、満員御礼のお客様から大喝采をいただきました。

こちらがコンサートの映像です。私が手がけた曲は00:30から紹介が始まるMazurquica Modernicaと、56:25から始まるコンサート最後の曲Casamiento de Negrosです。映像の最後の方でオーケストレーター5名が紹介されて登場しています。よろしければこちらのリンクからご覧ください。

それでは、今週も良い一週間をお過ごしください。

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