こんにちは。ボストンは三寒四温の日々で、早くも少しずつ春に向かっているような気候です。
さて、今週木曜日はひなまつりに、バークリーパフォーマンスセンター(略してBPC)にて、現在バークリー上位3位に入る人気専攻となっているContemporary Writing and Productionを専攻する学生のコンサート”Rhythms and Frequencies: Contemporary Writing and Production Student Concert”が開催されます。
このコンサートは毎年恒例で3月に開催されますが、1月にCWP専攻生へ募集をかけて、選抜された学生らの自作曲や編曲作品を1曲ずつ演奏するショーケース形式となっています。今回は12名が選抜され、私が編曲した作品も演奏されることとなりました。
私が編曲したのは日本のJiLL-Decoy associationというバンドの曲で、CWPの科目Writing for Small Ensembleという授業の期末課題で取り組んだものです。
課題の条件だったのは、既存バラード曲(作曲はNG)を以下の編成に編曲することでした。
リードボーカル
バッキングコーラス(最低2パート)
ホーンセクション(最低2パート)
ストリングセクション
ギター
ピアノ
ベース
ドラム
パーカッション
私が選んだのは、JiLL-Decoy associationの「裸の歌」というとても美しい曲です。
フルートを吹いてくれる友達が、1年前にレコーディングをして以来この曲をとっても気に入ってくれて、彼女なりの日本語っぽい歌詞で歌ってくれるのですが、「今度私がちゃんと歌えるように、ローマ字でフリガナを振ってくれない?」と頼んでくれたり、コンサートのアシスタントをしているマレーシア出身の友達も、「先週のリハーサル以来頭から離れないの!」とメールをしてくれたり、嬉しい反応をいただいています。音楽は国境を越えますね。
今回のコンサートでは楽器の編成が当時編曲した内容と少し違うので、このコンサートのために編成を変え、ボーカルセクションだけのリハーサルとバンド全体でのリハーサルを2回ずつ行いました。こちらは私のリハーサルの様子です。
Facebookでインフォメーションページができていて、リハーサルなどコンサート準備の様子がレポートされていますので、よろしければご覧ください。
当日、私の出番は一番目ですので、ご都合が合うようでしたら会場にお越しいただくか、オンラインストリーム中継をこちらからご覧ください。チケットはこちらか、会場のボックスオフィスにて学生証提示により前日まで無料で4枚まで入手可能です。
それでは、今週も良い一週間をお過ごしください。
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