Yoshie Nakayama, from Tokyo, is a Contemporary Writing and Production major, finished her 5th semester in the Spring 2015. She studies arranging, recording/mixing with ProTools, playing trombone for concerts/recordings, and singing in vocal ensembles. She graduated Kunitachi College of Music in Tokyo with Bachelor of Music from Music Education major, Music Education minor, with a license of teaching music in japanese Junior high/senior high schools.
こんにちは。いかがお過ごしですか。バークリーでは先週で夏学期が終わり、一旦涼しくなっていた気候は、夏らしい暑さが戻って来ました。
私事ですが、この週末にNYに行って、現在お世話になっているオンラインのインターン先の方にお会いしたり、日本から公演に来ていた友達のショーを拝見した他、ブロードウェイのミュージカルを見て来ました。
アメリカは音楽や芸術に足を運ぶ方々がとても多く、グラミー賞をとっているミュージシャンのライブでも$30−50ほどで見ることができるのですが、ブロードウェイは留学生には厳しい価格設定になっています。でも、当日券として販売する座席の余りがある場合には一枚$40弱で購入できたり、立ち見で良ければ$30を下りますし、劇場によって違うのですが、毎公演限定枚数を抽選で$40弱で販売するところや学割のあるところも多いです。そういった安価なチケットでの座席は、たとえば3階バルコニー席だったり、大きな劇場の端の方だったり、或はステージの角が目の前にあるような、近すぎて全体が見えない席だったりします。それでも、お財布事情の厳しい方々には優しい価格で、私は今回シカゴ、アメリカン・イン・パリ、ファインディング・ネバーランドを見ました。
シカゴは映画を見て以来虜になり、東京でブロードウェイキャスト公演を含め2回見ていましたが、今回やっと本場で見ることができて圧巻でした。ファインディング・ネバーランドはドラマ「グリー」の合唱部の顧問役Matthew Morrisonが主演で、演出もプロジェクトマッピングで背景を作ったり舞台装置が工夫されており、映画を2度見たことのある私でも、とても新鮮で感動的な印象を受けました。
アメリカン・イン・パリは、今年のトニー賞でBest Lighting Design of a Musical、Best Scenic Design of a Musical、Best Orchestrations、Best Choreoraphyと、なんと4部門の受賞を果たしているガーシュインの曲を用いたミュージカルなのですが、Best Orchestrationsを受賞したチームの一人が私も去年の秋学期に受講したCWPの教授Bill Elliottで、その授業は既存ポップス曲をボーカル、管楽器、リズムセクション+パーカッションという編成に編曲することを学ぶ授業で、彼が編曲したビヨンセの「虹の彼方に」のスコアを見せてくれたことがあり、リードボーカルのパートに楽器名として「リードボーカル」と書く変わりに「ビヨンセ」と書いてあるのが印象的でした。
こちらの映像が、その作品です。
Billはバークリーで教鞭を執る傍らブロードウェイを行き来してトニー賞受賞という素晴らしい結果となりましたが、バークリーの先生方は教鞭を執りつつ様々な方面でそれぞれ音楽キャリアも伸ばし続けていることが多く、歴史に残る先生方から生でインスピレーションもらうことが出来る、素晴らしい環境です。
みなさんも、バークリーに来ませんか?オンライン、サマープログラム、夏の12週間プログラム、そして学位課程、修士課程についてはこちらをご覧ください。
それでは、今週も良い一週間をお過ごしください。
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