Yoshie Nakayama, from Tokyo, is a Contemporary Writing and Production major, finished her 5th semester in the Spring 2015. She studies arranging, recording/mixing with ProTools, and singing in vocal ensemble. She graduated Kunitachi College of Music in Tokyo with Bachelor of Music from Music Education major, Music Education minor, with a license of teaching music in japanese Junior high/senior high schools.
こんにちは。なでしこジャパン、準優勝おめでとうございます!準決勝までは観戦することができず、決勝戦はバークリーの日本人友達で集まってフェイスペイントをして観戦しました。2連覇ならず残念ではありますが、あれだけのアウェイ戦で、最後まで諦めない姿勢を勉強させてもらいました。
さて、7月4日はアメリカの一大イベント、独立記念日でした。ボストンのシンボル、チャールズ川で毎年花火が上げられるのですが、それに先立ってボストン交響楽団がポップスや映画音楽を演奏する、ボストンポップスオーケストラによる無料野外コンサートが毎年恒例です。去年は見逃したので、今年は自分で準備して友達と連れ立って朝10時半頃に会場へ行き、リストバンドをもらったら入場は夕方からと思っていたのですが、既に場所取りが始まっていたので、客席の状況を見てから一旦帰宅して荷物と食料を準備して再度会場で場所取りを開始。
場所を決めたのは午後2時頃で、コンサート開始の8時までの6時間、友達としゃべったり、昼寝をしたり、出店のお菓子を楽しんだり、その場で出くわした友達を招いたり。コンサート会場内では、手で持てるような小さな国旗と、自由の女神の冠をスポンジでかたどったものを無料配布していました。
コンサート開始1時間前には空軍のパラシュート隊6名が会場上空から落下しながら3色の発煙筒を持って螺旋状に降りたり、大きな国旗を広げたり、2人がドッキングしたり、1人は螺旋状に高速落下したり、といったパフォーマンスがあり、コンサート終盤の「1812年序曲」のクライマックスで使用される3台の本物の大砲を試験発砲するイベントがあり、いよいよ8時にコンサートが開演しました!
まずは国歌の演奏/斉唱があり、マーチングバンド全米チャンピオン「ボストンクルセイダーズ」がボストンポップスに加わって圧巻の音圧での国歌演奏。その直後に会場前方から2台の戦闘機が轟音と共に飛び去って行きました。
コンサートはテレビ中継されていましたが、CMの合間には会場の観客に向けて演奏してくれたり、後に演奏する予定の曲を3曲の選択肢から放送中に行われた視聴者投票で1位になった曲を演奏したりと、工夫がされていました。
2時間強のコンサートの後には20分ほどに渡って、川からの打ち上げ花火!
通行止めになっていた大通りが人で溢れ返っていたので、花火終了後、家路につく経路はものすごい人ごみでしたが、とにかく道が広いので、東京で経験した花火大会後の人ごみほどの混乱/混雑はありませんでした。
翌日に聞いた話で、独立記念日は1776年7月4日に独立宣言が正式に採択されたことを祝うもので、この独立宣言には先住民のアメリカンインディアンやアフリカから奴隷として連れて来られていた人々のことはアメリカ人として考えられていなかったため、現在も多くのアフリカンアメリカンは独立記念日を祝わないと聞き、考えてみれば、コンサート会場にはほとんどアフリカンアメリカンの方々は見られませんでした。調べたところ、1863年にリンカーンが奴隷解放宣言を発表するまでは、インディアンやアフリカ人奴隷はヨーロッパ移民であった’アメリカ人’に虐げられていたそうです。更には女性は1900年代まで人権が認められていなかったとのこと。私も中学校で習ったはずですが、お恥ずかしながら覚えていませんでした。現在もアメリカでは民間人だけでなく警察による人種差別がよく問題になります。忘れてはならない歴史ですね。
- 卒業しました! - May 9, 2016
- Color Violeta feat. Berklee World String Orchestra - May 2, 2016
- お見舞い申し上げます。 - April 18, 2016
Leave a Reply