yoshieYoshie Nakayama, from Tokyo, is a 5th semester Contemporary Writing and Production major, trombone principal student. Also, she has many experiences of singing in choirs and a cappella choruses since she was a child. She Graduated Kunitachi College of Music in Tokyo with bachelor of music degree from music education major. Therefore, has license of teaching music in japanese Junior high/high schools.

みなさんこんにちは。
今年のボストンは稀に見る頻繁な大雪に見舞われています。
今学期開始以来、毎週末吹雪か大雪が降るため、月曜は毎週休校。ある時は水曜まで3日間休校になりました。今のところ月曜3日間、火曜3日間、水曜1日が休校になっていて、月曜と火曜の授業は一学期間15回中3回の授業が無くなっているので大打撃です。授業の内容や先生によっては休校の日にオンラインで授業や質疑応答をしているようですが、インターネットの回線が弱いところからは参加できないこともあったりと、難しいようです。

ボストンでは2月9日まで30日間の積雪量が約154cmを記録し、1978年に観測された約149cmの記録を更新して観測史上最高となったそうです。風向きの違いや、除雪された雪が積み上げられている部分に更に積もったりするので、154cmより低いところもあれば、2mよりもはるかに高い山も珍しくありません。
アパートや建物の入り口前や校舎の面している道路などは除雪されていますが、そこ以外の道は除雪されてもまた雪が積もって滑りやすくなったりして、通学や近所への買い物だけでも一苦労です。

雪国なので大抵のアパートは暖房費とシャワーやキッチンの温水料金は家賃に含まれていることが多く、屋内は全館管理で暖かいのですが、外気温はこのところ最低–13度から–20度、最高−9度から-2度とのことで、風などによって体感気温は更に下がります。おしゃれを優先したら凍えてしまうので、マフラー、イヤーマフやニットキャップなどで顔をなるべく覆ったり、強盗のような顔全体のマスクをする人もいるので、道端ですれ違う人が友達でも気付かないことが多いですが、欧米人、特に若者は、薄着の人が多いです。長距離の移動ではないのかもしれませんが、コートを着ていなかったりハーフパンツを着ていたりと、日本人とは体感気温の差があるようです。

多国籍な学生が通うバークリーでは、Winter Closetというシステムがあります。秋になると不要になった冬物衣類の寄付を一定期間募って、冬の始まりに先着順で持っていって良い日が設けられ、無料でもらえるというもので、当ブログでSkyBridgeのインタビューに協力してくれたWamburaが始めたものです。アフリカから1月にボストンにやってきたWamburaは防寒着が全くなくて、留学最初に苦労した経験から考案したそうです。今では恒例になって、今年は初めて春学期にも開催されました。冬服を必要とする学生に重宝されています。
ちなみに私はスノーブーツを持っておらず、雪道を歩くのに長靴でやり過ごしていますが、購入すべきか悩んでいます。

さて、今日は最後に、バークリーで開催される”東北イベント”のお知らせです。

東北の現況と、311を忘れないためのイベントだそうで、3月31日の午後6−8時にRed Roomで無料開催されます。参加ご希望の方はtohoku2015.eventbrite.comで事前登録をしてください。

当日のプログラムはこちら。
6:00 – 6:15: Registration & Opening Remarks
6:15 – 7:15: Presentations by speakers & performance by TOMODACHI Berklee scholars
7:15 – 8:00: Reception

東北に縁のない暮らしをしていると、現地では今も復興支援を必要としているという事実を忘れてしまいがちです。ボストンにいる日本人にも、再度東北のことを思い出してほしいという思いから開催されるそうです。

それでは、今週もあたたかい一週間をお過ごしください。

Yoshie Nakayama
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