yoshieYoshie Nakayama, from Tokyo, is a 4th semester Contemporary Writing and Production major and trombone principal student. She also studies jazz vocals, and vocal ensemble.

こんにちは。
さて、先週から秋学期の授業が始まりました。
バークリーでは‘Credit by Exam’通称「テストアウト」と言って、授業が始まる前週や中間試験の時期に課題を提出したり実技試験や筆記試験を受けるなど(授業によってテストアウトの時期や方法の指定があります)して、授業を受講した学生と同等の知識/技術を持っていると認められた学生には、そのテストを以て単位が与えられるシステムがあります。
私は国立音楽大学でクラシックの和声学の授業を受けたので、バークリーで専攻しているContemporary Writing and Production(=CWP)で必須のTonal Harmony(クラシックの和声学)1,2のうち、1を先週テストアウトしました。
テストアウトの試験は2012年度まで失敗しても成功するまで何度受けても良かったようですが、2013年度、ちょうど私が入学した学期からテストアウトの試験のチャンスは一度に変更され、そこで合格しなければ授業を受けなければならないシステムに変更されたので、私は春と夏学期に二度、Tonal harmony1のテストアウトをする申込みをしたのですが、二回とも結局勉強が足りず受かる気がせずテストを受けず、今回やっとテストを受けて何とかテストアウトに成功することができました。
前回のブログにも書きましたが、最初の一週間のうちは授業を組み替えることが可能なので、Tonal Harmony2の内容は時間をかけてきちんと理解するために、今学期Tonal Harmony2を受講することにしました。

私は国立音大で指揮法の授業も受けたので、同じくCWP必須の指揮法1,2もテストアウトしようと指揮法の先生に以前相談したところ、指揮法1はテストも受けずにその場で単位をもらうことができました。先日、指揮法2のテストアウトの相談に行ったところ、今週金曜にその先生の前でストラヴィンスキー作曲「ペトルーシュカ」の始めからこの映像で1:33までの指揮をするように言われました。指揮法2を受講する学生の期末試験も同じ内容になるそうです。

5/8拍子、7/8拍子などの変拍子が数小節ごとに入れ替わっていたり、同じ小節で楽器によって6/8拍子と2/4拍子と違う拍子記号になっていますし、テンポが早いので難しそうです。国立音楽大学の指揮法の授業よりもはるかに難しいレベルで焦っていますが、来週のブログでテストアウト成功のご報告ができるように頑張ります!

それでは、今週も良い一週間をお過ごしください。

Yoshie Nakayama
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