お久しぶりです!
休みの間はNYに2週間程滞在し、そのまま夏セメスターを始めたので、
なかなかブログを更新するタイミングを見つけられませんでした。
すみません。来週からはまた定期的に更新できると思います、
さて、今回はバークリーで5th Semesterになる生徒、
女性シンガーUtakoさんのインタビューをお届けします!
学校としても男性が圧倒的に多いこのBerkleeでの日本人女性は、
全体としてみるとかなり少数派であります 。
日本から来た人達は少なくは有りませんが、
数年前と比べると今日本人は 結構少数派になったみたいです。
アジア勢としては韓国やマレーシアから来る人が多い様に感じますね。
ちょっと逸れてしまいました。 話題を戻しましょう!
笑顔の素敵な彼女はUtako Toyama(とやまうたこ) !(またも漢字を聞き忘れました。。)
5th semester student(2年目)でSongwriting Major(作詞作曲学科)です。
メインとしている楽器は歌 !勿論シンガーです。
勿論と言ってもシンガーじゃなくてSongwritingの人もいますし、それぞれですね。
Utakoは大阪にある専門学校オーサカスクールミュージックに通い、
そのあとに神戸の甲陽でオーディションを受け、奨学金、それと両親の助けもあり、
ボストンに来ることになったそうです。
Berkleeに来る前はウェディングシンガーや大物シンガーのコーラスや指導をして、
お金を貯めていたそうです。それというのも通っていた専門学校が戦力重視だったのもあって、
即戦力になるような方針でレッスンを受けていた様に感じていた、とUtakoさん。
けれどやはり音楽を職業として行く為に必要な力をもっと蓄えたいと思い、
以前から周囲から聞いていた理論や イヤートレーニングに強いバークリだ!と、
そうして考えた結果バークリーにくる決心をしたそうです。
そうやってボストンに来てから暫くはバークリーの寮で生活してから、
今の一人暮らし生活になったとのこと。
当初はやはり英語にも不安があり、心配していたそうですが、
それは英語の中で暮らしていく事で、見事に解消されたそうです。
生活習慣の差に驚く事はあっても良い経験だったと、笑いながら話していました。
僕もこちらに来て驚く事、驚く話を聞く事も少なく有りません。
いざ何か具体例を挙げろとなると出てきませんが、
もしこちらでの生活に興味が有る人は兎に角来てみて下さい。面白いですよ。
さて、色々なスタイルに興味があるUtakoだけれど、Gospelもそんな中の一つ。
秋と春学期にあるwomen’s choirは特に彼女のお気に入り。
それはやっぱりなんと言っても、女性だけで奏でるハーモニー、音色は、
他のvoiceのスタイルでは得られないサウンドとのこと。
(僕もこうやって聞いて書いているうちに聴きに行きたくなります。)
レッスンの先生は今は二人目らしくて、前は男の先生、今は女性の方とのこと。
男の先生は2セメスター取っていて、音楽的なアドバイスがとても好きだったとの事、
女の先生になってからは、やはり同棲という事もあって感覚的な事が分かり易いと、
こうやって先生を変えていけるのも面白い事ですね。僕は毎セメスター変えています。
男女の違いと言えば、Utakoが取っているvocal writingというクラスが、
ボーカルが男女混成で曲を歌う事になって、曲を書くという状況で、
どのように男女の声を混ぜて使うかというロジックがあるらしく、
その話を聞いた時にアレンジが大好きな僕は興味津々になってしまいました。
男女が持つ(特に男性)ファルセット(裏声) にさしかかる音域「ブレーク」を、
上手く使っていく事が男女の声色を使いこなすポイントだという事。
つまり男性にとってブレークの音域は歌いにくい場所なので、
そこを女性が埋めて歌う事もあれば、その逆も有るそうです。
こうやって色々なスキルを身につけていける、バークリー。
僕はある意味で研究をすると言う意味での大学よりかは、
音楽を職業にする為の技術をつける側面が強いかと思う事もあります。
兎に角技術や知識は増えていくんですね。
そんなこんなで5th semesterを始めて、
これからも更に素敵な歌手になってUtakoをお楽しみに!
いつか名前を見かけたら是非歌を聴きに行って下さいね。
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