こんにちは、こちらは雪が一度溶けて春が来たかと思いきや再び降雪に見舞われたBostonです。
本日は2/23にBPCで行われた毎年恒例Jazz Composition 教授陣による6 hornアレンジのコンサート、”Write of Spring”について書こうと思います。
演奏されたのは、Dick Lowell, Winnie Dahigren, Arthur Felluca, Darrell Katz, Scott Free, Jackson Schultzの5人の教授および卒業生のもので、
演奏、指揮していたのも主に教授陣(+卒業生)でした。
スタイルやフォーム、アレンジテクニックも様々で面白かったんですが、
僕が注目していたのは「この人の授業をとらねばJazz Composition Majorの意味が無い」とも言われる最重要人物、Greg Hopkinsのトランペット(2nd)です。
バンドの他の殆どの教授陣が事前にリハーサルをしていたのですが、彼はコンテンポラリーのやや複雑な譜面を初見という状態で全てのアレンジにおいてノーミス。
6曲中4曲Gregのソロセクションがあったんですが、ソロ中の自分のkicks(キメ)や他パートのバックグラウンドヒッツまで完璧に視野に入れたソロをとっていて、あっけにとられてしまいました、、、!
演奏後に話したときも当の本人は余裕で、「初見だったんだよ、ダハハハ」と普段通りの陽気な調子で凄いなぁと思いました。
何せBuddy Richのバンドでアレンジャーとしてだけでなく、プレーヤーとして長年吹いていた猛者ですから。。。納得ですね。ははは
Gregはトップレベルの生徒を集めて編成されたBerklee Concert Jazz Orchestraのリーダーでもあるので、Performance Majorの人からの知名度も高く、そのコンポジションのセンス、スピード、テクニック、知識量の凄さからCompostion系生徒からの信頼ももちろん厚いので、Berkleeに来たら一度は授業を受けたい先生と言えるでしょう。
Greg Hopkinsについての詳しい情報はこちら↓
http://www.berklee.edu/bt/162/bb_faculty_profile.html
http://www.berklee.edu/faculty/detail/greg-hopkins
では今回はこの辺で!
Choping
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