週末を利用して、NYに行ってきました。

そして、リンカーン・センター・フェスティバルで上演される蜷川幸雄さんの舞台

「MUSASHI」を観てきました!

脚本:井上ひさし、演出:蜷川幸雄、音楽:宮川 彬良、主演:藤原竜也のこの舞台が

アメリカで上演されるのはこれが初めて。

しかも、上演直前に売り出されたStudent Rush Ticketで、なんと1番前の席がたったの

20ドル!!安い!

宮本武蔵のお話が果たしてアメリカで通じるのか、アメリカ人はどんな反応をするのかと

思っていたのですが、初演がNYTimesで高く評価され、3日目の今日はチケットが全て

Sold Outになっていました。

上演時間は3時間以上もあるのですが、俳優陣の見事な演技と、コミカルでよく練られた

脚本のおかげで、あっという間に時が過ぎてしまいました。

宮本武蔵役の藤原竜也さんと、佐々木小次郎役の勝地涼さんももちろん素晴らしいのです

が、その若者2人を取り巻くヴェテラン俳優陣の演技が素晴らしく、長年の経験と修行と

いうのは有無を言わせぬものがあって、とても感動しました。

台詞は日本語ですが、英訳字幕が出るので、日本人以外の人たちからも笑いが絶えず、

最後は盛大な拍手が起こり、日本の舞台がNYで上演され高く評価されているのを見る

のは、とっても嬉しかったです。