バークリーの夏学期は、賑やかです。

なぜなら、中学生と高校生のための夏期集中プログラム「5-week」が始まるからです。

今年も、バークリーの夏は若きミュージシャンでいっぱいです。

というわけで、「5-week」の参加者の1人であり、Full Scholarshipの受賞者でも

あるサックスプレイヤー、馬場智章さんに「5-week」について聞いてみました!

馬場さんは、札幌出身の、現在高校3年生。

楽器はテナー・サックスで、この「5-week」は、早くも4回目の参加です。

–「5-week」ではどんなクラスをとっていますか?

–Music Theory、Musicianship、Big band やTower of Powerといったアンサンブル、

プライベート・レッスン、そしてその他に、各楽器から選ばれた人が参加出来る

Jazz Workshopというプログラムを受けています。レッスンは、Terri Lyne Carrington

に教えてもらっています。

–1日のスケジュールはどのような感じですか?

–午前中にはMusic Theory、インプロのクラスやプライベート・レッスンを受けて

午後は2時から6時までアンサンブルのクラスがあります。

月曜日の午後には、バークリー・パフォーマンス・センターで、先生たちや有名な

ミュージシャンのパフォーマンスがあって、それを見に行っていますね(ちなみに、

インタビューをしたこの日はTerri Lyne Carringtonのパフォーマンスでした!)。

–自分のパフォーマンスの本番はありますか?

–「5-week」最後の週にBlow Out Concert、それからTerri Lyne Carringtonの

Workshopのコンサート、タイガー大越さんと一緒にやるコンサート、それから

レコーディングもあります。

–今年の「5-week」の目標は何でしょう?

–やっぱり今までより上達して帰りたいです。それから来年バークリーに進学を控えていて

この間auditionがあったのですが、Full Scholarshipをとりたいです。

1週間、びっちりと音楽詰めのスケジュールで充実の5週間。

これからが本当に楽しみです!