今日はBerkleeのMedia Centerにて、Justin Dillon監督の「Call + Response」という
ロック/ドキュメンタリー映画の上映会に行ってきました。
この映画は、アジアやアフリカ、南米の貧しい国々から、アメリカへ奴隷として売られて
いて水商売をさせられている子供と女性たちの事実を追ったドキュメンタリー。
こんなことが実際にあるとは信じられなかったのですが、アメリカに奴隷を売る
マーケットは年々拡大していて、そのために莫大なお金が動いているそうです。
家族を養うために体を売ることになった女の子たち。彼らは、アメリカに連れ去られて
小さな部屋に隔離されて生活しているので、他に行き場がないのです。
ある活動家が、奴隷として働いていた1人の女の子を、本来の村に連れ戻してあげた
そうなのですが、その女の子はもう何年も「お前の居場所はここしかないのだ」と
教え込まれて育ったために、なんと、また水商売をしている場所に戻って行ったという
話を聞いたときは、本当に心が痛みました・・。
シンガー/ソングライターでもある監督のJustinさんは、他のミュージシャンに呼びかけて、
Human Trafficking撲滅のためのコンサートを開き、Cold War Kids、Moby、Matishyahu、
Natasha Bedingfieldなどロック/ポップ界の新星たちの音楽を聞ける音楽映画にも
なっています。
Berkleeで行われた上映会には、Justinさん自ら参加してくれ、上映後、質疑応答も
開かれました。
とても心の痛む映画ではあったけれど、見ることができて本当に良かったです。
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