今学期、私はNew Music Improvisationというピアノのクラスに参加しています。

このクラスは、クラシックやジャズの普通の楽譜を使わずに、自由に即興でピアノを

弾いたり、ちょっと変わった楽譜作りに挑戦して実際に弾いてみようというクラスです。

今日は、文章を楽譜にして、そこから音を作ってみようという実験!

このクラスをとっているEunhyeが、素敵な詩を書いてきてくれました。

“Dawning Before Dawning”

(Express what is written below on piano)

Dawn.

(Continue for a while)

Look upon the stars.

They are falling on the ground.

Thus,

We could be able to play the sounds of the stars.

They are not just starry.

They are saying something important.

Can you pick one of the stars?

Draw it close to your heart.

In the star where you might have once lived.

We can talk in silence.

(So, talk in silence for at least 3 minutes)

Then,

Dawn.

この詩を楽譜にして、自由に弾いてみようと言う訳です。

楽譜には、この通り何の音もリズムも書かれていないので、ピアニストによって、

出て来る音は本当に様々です。ピアノの前に座って弾きだすまで、自分でもどんな

音楽が自分の中から出て来るか分からない! それはちょっと緊張することでも

ありますが、とても楽しい発見をする機会でもあります。他の人がどんな風に、

この楽譜を弾くのか、聴くのもとてもわくわくします。

思えば小さい頃は、何の楽譜もみないで、即興で心のままに弾くなんて、

簡単にしていたことだったのに、大人になるにつれて、即興って難しいんじゃないか

と感じてしまっているものです。でも、何が正しいかという答えは何もない、

本当に自由で楽しいものなんですよね。

皆さんも、ぜひ一度、この詩の楽譜を弾いてみてください!

きっと素敵な発見があると思います。