今日は、キューバン・サルサの貴公子と呼ばれるイサック・デルガドのコンサートを

聞きにいきました。

Isaac Delgado

Issac Delgado

会場に着くと、いつもは英語ばかり聞こえるバークリーのコンサートホールに

スペイン語が溢れていてびっくり! そして客席は、バークリーの学生だけでなく、

コンサートの情報を知ったスペイン語圏の人たちで満員になっていて、違う国にいるよう。

イサックの人気ぶりが伺えました。

イサックは、キューバに育ち、20代の頃からキューバ・サルサの第一人者として

活躍してきた人。私は今回初めて聞いたのですが、印象的だったのは、ラテンの音楽と

いうととてもテンションが高いイメージがあったのですが、イサックの声はとてもしっとり

としていて落ち着いたスモーキーボイス。

でもその声が、サルサのリズムと絶妙に組み合わさって、

とても洗練された大人のキューバン・サルサでした! イサックの声を彩るミュージシャンたちの演奏が

また素晴らしく、バークリーの学生も交じって演奏していました。中でもパーカッション

の熱いプレイには客席からも歓声が上がっていました。

じわじわと盛り上がる音楽にたまらず、1人2人と客席で踊りだすお客さんたち。

そして客席はサルサパーティーに早変わり!

思わず踊りたくなってしまう、踊るための音楽、やはりそれがサルサなんだなぁと実感。

会場を出る頃には、サルサを踊れるようになりたい!と大興奮する日本人でした。